各地の活躍短信 ~うたまくら319号より - 正絃社

各地の活躍短信 ~うたまくら319号より

各地の活躍短信

電子音響音楽コンサート
9月6日、名古屋市立大学主催による「国際
電子音響音楽研究大会EMS2017」が、名古屋市立大学芸術工学部のホールにて開催されました。難解な題目ですが、海外からの電子音楽研究者が参加する大会で、研究発表のほかコンサートが行われました。
コンピューターとヴァイオリン、サキソフォーン、箏などの共演曲の中で、水野みか子作曲「七月三十一日の朝に」に野村祐子が出演。箏と電子音の合奏でファンタジックな世界が披露されました。

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水野みか子先生はじめ音響研究者の皆様と

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箏きらら さわやかコンサート
 9月17日、邦楽グループ箏きらら(栗山美智
子、筑間千賀、永田知里、稲葉静代)は「故郷
のうた」「箱根八里変奏曲」「幻想曲まりと殿様」
「ふるさと紀行 水と踊りの街郡上」などの親し
みやすいプログラムによるコンサートを開催。
客席の皆さんと一緒に「故郷」「青い山脈」を歌うコーナーもあり、大好評の企画となりました。 

 

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都山流尺八愛知県支部演奏会
9月24日、日本特殊陶業市民会館での右記
演奏会には、各流派合同ジュニアによる「月に寄せる日本のうた」に正絃社からは、小学生から大学生までの20名が出演。ちびっ子たちの真剣な眼差しに客席の眼が惹きつけられました。

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ジュニアの「月に寄せる日本のうた」


幹部会員は「春景八章」の華やかな三絃合奏。「今後も、ますます腕を上げたいものですね。」と、舞台の熱気に汗を拭きながらも、出演者は和やかに舞台を降りました。
舞台という実践の場で学ぶことは多くあり、よい舞台を経験することが、上達への道のりと言われます。出演するたび、演奏技術だけでなく舞台の心得も、しっかりと身に着けて、いつでも堂々と演奏できるようにしたいものだと思います。
客席からは、「箏が入らなくて、三絃だけで迫力のある合奏曲もあるのですね。」と、上々の評。  
これを励みに、また、次の舞台を目指して頑張りましょう!

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三絃合奏「春景八章」

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