各地の活躍 ~うたまくら327号より - 正絃社

各地の活躍 ~うたまくら327号より

各地の活躍 

~宗次ホール・スイーツタイムコンサート 「夏の歳時記~夢のあと」~ 

 一昨年、野村正峰生誕90周年記念から始まった宗次ホール・スイーツタイムコンサート、今年の開催は8月24日。野村祐子率いる正絃社合奏団とOBの野村倫子、鈴川悦代、岩瀬直子、尺八は野村幹人のメンバーにより6曲を演奏。 
 幕開けは野村正峰作品より「夏草の賦」、親しみやすい「夏のうた」、表題の「夏の歳時記」を和装で演奏。休憩ののちはガラリと雰囲気を変えた洋装で、野村祐子作品から「空と海と太陽と」、「夏の遊び」、終曲は「ふるさと民謡浪漫」。アンコールには「月に寄せる日本のうた」から炭坑節を抜粋して、客席の手拍子とともに盛り上がり、楽しい閉幕となりました。
 「日本の伝統文化である邦楽をさかんにしたい」という願いを込めた作曲理念を、父・野村正峰から引き継ぐ娘・野村祐子の親子作品、夏を織りなす調べに、暑さを凌ぐひとときを楽しんでいただきました。

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