【1971年 野村正峰作曲】
民謡「こきりこ節」のラプソティ風変奏曲
富山県五箇山地方の民謡こきりこ節は、義務教育の音楽教材にも採りあげられた歌ですが、平家の落人の隠れ里であったという伝説とともに、平安調の宮廷舞楽の片鱗をしめす文化的な意義があるとされています。
素朴ななかに哀調をたたえ、しかも格調の高い歌に惹かれ、ラプソティ風の変奏曲に仕立ててみました。