【1982年 野村正峰作曲】
"街に緑を!" 都会では、高層ビルの建設が進み、次第に緑が失われていきます。自然と都市化の調和が、人間生活にとって大切な課題になっています。風さわやかな初夏の頃、緑の街への願い、憧れ、思い出を綴ってみました。作者・楯山検校が深山にこもって曲想を練ったといわれる、明治時代の名曲「ほととぎすの曲」にあやかり、この曲の調子「夏山調子」を第1箏に応用しました。