思い出のわらべうた - 正絃社

思い出のわらべうた

【1991年 野村正峰作曲】

日本の各地で古くから歌いつたえられたわらべうたには、数えられないほど多くのうたがあります。歌詞もふしまわしも全国的にほぼ共通するもの、多少の変化はあるがよく似ているもの、その土地により独特なものなど、さまざまな歌があります。わらべ歌の音階も、素朴な幼年期のうたのように3個の音だけで歌われるうたもありますが、雅楽の影響を受けた陽旋系のうた、近世邦楽的な陰旋音階の上、下行音の区別まであるうた、途中の転調まであるうた、などさまざまです。

同様の作品で既に刊行したものに、「日本のわらべ唄」「幼き日の思い出」などがありますが、この曲は、さらに義務教育の音楽の中に採用されたことのある歌をいくつか選んで、いわば「わらべ歌集パート3」というような感じに綴ってみました。
収録したうたはつぎのとおりです。

かごめかごめ、ひらいたひらいた、 うさぎうさぎ、えかきうた、なべなべそこぬけ

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