各地の活躍 Vol.2 ~うたまくら341号より - 正絃社

各地の活躍 Vol.2 ~うたまくら341号より

各地の活躍

雨あがりの宴  ~泣いて笑って30年~

 1月14日(土)15日(日)、名古屋市芸術創造センターにて、愛知芸術文化協会が30周年を記念して開催した右記タイトルの舞台企画公演(名古屋市芸術創造センター連携企画)では、同協会副理事長を務める野村祐子家元が、箏の演奏のほか役者に交じって第1場〈TANET総会〉の場面に出演、笑いのある台詞で好演しました。
 新進演出家川村ミチルさんによる巧みな脚本で多くのジャンルが笑いと涙の人情劇にまとめられた公演でした。

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台詞に挑戦の家元

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長唄とともに「元禄花見踊」

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多彩な出演者

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和洋の音楽も舞踊も賑やかに

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歌に踊りに楽しい舞台

 全曲創作音楽(平田聖子作曲)でつづられる芝居の中に、洋舞、邦舞、タップダンス、殺陣、狂言、マジック、ソプラノ、長唄、箏曲、和太鼓、尺八(野村幹人)など多ジャンルがテンポよくまとめられた2時間が、カーテンコールの盛大な拍手に送られて終演。
 野村幹人(尺八)は若山和(和太鼓)さんとの即興セッションが聴かせ処でした。

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和太鼓の若山和さんと幹人

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カーテンコール

 

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音響家協会中部支部ワークショップ

 1月24日、名古屋市芸術創造センターにて行われた表記協会ワークショップでは、関西から地歌・胡弓演奏家の菊央雄司氏を招いての勉強会。講師を音響スタッフの犬塚裕道氏が務め、胡弓について歴史、種類などを学び、実演を聞くもの。今回の演奏曲は胡弓と箏による「千鳥の曲」(箏・野村祐子)また、音響家協会ならではの内容は、様々なマイクで演奏を録音してその性能を聴き比べること。マイクの置き場所、種類によって音色、音量などの聴こえ方の違いを知る貴重な機会でした。

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菊央氏と家元の「千鳥の曲」

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多種のマイクに囲まれる菊央氏

 

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