近刊ご案内 ~うたまくら347号より - 正絃社

近刊ご案内 ~うたまくら347号より

近刊ご案内

野村祐子新作
「緑玉石の雫」 編成 箏高低2部・十七絃・尺八

 エメラルドはサンスクリット語で緑色の石を意味する「スマラカタ」からギリシャ語に変化し「エメラルド」になったとされ和名は「翠玉、緑玉」。「愛の石」とも呼ばれ、インカ帝国では首飾りやペンダントなどの装飾に使われ、古代エジプトではエメラルドの鮮やかな緑色は、生命力と活力を表し、知恵や忍耐力が得られると信じられていました。
 また、結婚55年目はエメラルド婚式とよび「尊い夫婦の愛」を寿ぎます。「雫」は光り輝く真珠や草木にきらめく露を指し、豊かな大河も1滴の雫から始まることから物事の初めの一歩を象徴します。
 このたび「野崎緑琴の教室50周年」を祝し、記念コンサートからさらに新たな発展を願って「緑玉石(エメラルド)の雫」を贈ります。

 

「野崎緑琴の教室50周年記念コンサート」にて

野崎ファミリーにより初演
  第1箏 米木 綾  第2箏 野崎 緑
  十七絃 佐野亜子  尺 八 野村峰山

UTA347 kakuchi 07

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

野村正峰作曲・改訂版
「花と少女」  編成 箏同音2部・尺八

 初代家元・野村正峰作曲で長年、愛好されている「花と少女」での第一箏・平調子(五=D)、第二箏・雲井調子(五=A)の高低合奏を、より合奏しやすい同音平調子(五=D)の合奏に改訂しましたので、ご活用ください。(これまでの楽譜と併用もできます。)

このページのTOPへ