トピックス - 正絃社

新刊ご案内 ~うたまくら348号より

新刊ご案内

野村祐子新作
「緑玉石の雫」(エメラルドのしずく)
  編成 箏高低2部・十七絃・尺八

 エメラルドはサンスクリット語「スマラカタ」からギリシャ語「エメラルド」になったとされ和名は緑色の石「翠玉、緑玉」。
 エメラルドは「愛の石」とも呼ばれ、インカ帝国では首飾りやペンダントなどの装飾に使われ、インカ帝国を支配したスペインがヨーロッパにエメラルドを広めたとか。古代エジプトでは鮮やかな緑色が、生命力と活力を表し、身につけると知恵や忍耐力が得られると信じられていました。
 昨年の「野崎緑琴の教室50周年記念コンサート」にて野崎ファミリーにより初演されたこの曲の楽譜が、いよいよ発刊となりました。
 ぜひ、お試しください。
 
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野村正峰作曲・改訂版
「花と少女」
 (合奏しやすくなりました)
  編成 箏同音2部・尺八 

 初代家元・野村正峰作曲で長年、愛好されている「花と少女」での第一箏・平調子(五=D)、第二箏・雲井調子(五=A)の高低合奏を、より合奏しやすい同音平調子(五=D)の合奏に改訂しました。これまでの楽譜と併用もできます。あらためてのお稽古で、ぜひもう一度、合奏を楽しんでください。

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