各地の活躍 ~うたまくら321号より
各地の活躍
尺八瓢山会演奏会 榎 阿礼
年明け間もない1月6日、武蔵野市民文化会館にては、かねてから親交深い尺八家の秦瓢山先生率いる瓢山会演奏会が開催されました。
前半の第1部は門下生の個人曲、後半の第2部は、秦先生の古希を記念し、HNK邦楽技能者育成会同期で活躍中のゲストを迎えたプログラム。
秦先生を囲んで
榎阿礼さん(真ん中)
正絃社の演奏曲は目黒教室からの第1部「舞扇」と第2部「弥勒」。そして、第2部の「組曲きたぐに」は、熱のこもった秦先生の尺八とと野村三姉妹の息のあった合奏に客席は釘付けでした。
打楽器の活躍する「弥勒」
秦先生と野村三姉妹の「きたぐに」
前日夜、おそがけの舞台リハーサルがありましたので、そのまま会場の近くへ宿泊した数名の目黒教室女子会では、祐子先生、倫子先生を囲んでオシャレなイタリアンを満喫、士気を高めました。
目黒教室の女子会も盛り上がって
武蔵野市民文化会館の音楽ホールはパイプオルガン付きの舞台で音響に優れており、会員の力演13曲、ゲストの8曲とも聴き応えのある演奏に堪能した一日でした。
(入間市・大師範・山田宏子門下)
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宗次ホール・スイーツタイムコンサート
野村正峰生誕九〇周年記念シリーズvol.3
春よ来い~春の歳時記~
3月24日、宗次ホールでのシリーズ3回目は、曲名から題して、「春の歳時記」をメインに春に因む選曲。「春景八章」「さくら三重奏」の合間に、小品の「花と少女」「春のうた」をはさみ、また、懐メロのポピュラーシリーズで、幅広い年齢層の観客の心も掴むプログラム。実は、翌3月25日が野村正峰誕生日なので、生誕九〇周年最後の日のコンサートでありました。
春の歳時記
春景八章
さくら三重奏
野村幹人
宗次ホールでの熱演
出演の皆さん
これまでのこのスイーツタイムコンサートには正絃社合奏団メンバーが中心となって出演していましたが、いよいよ野村倫子はじめ合奏団OBより鈴川悦代、岩瀬直子が参加、よりレベルアップした舞台を展開しました。
次回は命日を前にした10月14日の開催です。お楽しみに。
宗次ホール・スイーツタイムコンサート
野村正峰生誕九〇周年記念
シリーズファイナル
日 時 平成30年10月14日(日)
13時30分開演(13時開場)
会 場 宗次ホール
演奏曲 鯱の城 宮城野などを予定
出 演 野村祐子、野村倫子、鈴川悦代、岩瀬直子、正絃社合奏団
野村幹人
- 2018.06.03