【311号】うたまくら 「各地の活躍」 - 正絃社

【311号】うたまくら 「各地の活躍」

「各地の活躍」

・7月25日、長久手文化の家・森のホールでは、《フレンズのつどい》による「箏・尺八ライブコンサート・水野利彦箏曲院男組+野村倫子」が開催されました。 お馴染みの水野利彦先生とご門下の本間貴士・小田誠両氏による力強い演奏に、野村倫子と「木蓮の会」の見た目も華やかな女性陣が舞台の花を咲かせ、現代箏曲をじっくりと鑑賞するコンサート。野村峰山、幹人の尺八親子共演にも注目のひとときでした。

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男組の力強い演奏  

・前号でご紹介した、ぎふ 秋の音楽祭2015[現代音楽の日]電子音響音楽祭“テクノロジーと「作曲」の未来”は、9月12日、サラマンカホール(岐阜)で開催され、フランスの作曲家マルク・バティエ氏による電子音と箏のための作品「 CONSTELLATION 2」に野村祐子が出演。電子音と箏の音が調和する現代音楽の世界を創り上げました。

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マルク・バティエ氏(中央)とともに  

 

琴コンクールとゆかた会    宇野那奈子

 私がお琴のコンクールに出ようと思った理由は、同じ教室に通っていた子たちがコンクールに出場して頑張っている姿を見たからです。私もソロに挑戦したいと思いました。  でも実際に練習が始まると、完璧に弾ききるのがすごく難しかったです。これくらいならいいだろうと思っていた爪のあてかたも、ミリ単位で修正していくのは根気がいることでした。

 それでも、少しずつ上達していくのを周りから認められたことが、大きな励みになりました。  そして全国コンクールでは、普段の練習で学べないことをいくつも学ぶことができました。同年代の子たちのレベルの高い演奏を聴いて、「私も、あんな風になりたい。」と目標を持つことができました。  中学校最後のコンクールでは、表現力を付けて演奏することを目標に頑張りました。大勢の人の前で演奏するのは、やはり緊張しましたが、自分なりに表現して演奏できました。

 また、九月五日、向日葵会の「ゆかた会」があり、そこで私は、ソロとグループ演奏で参加しました。グループ演奏では「RYO-乱」という曲を演奏しました。一人一パートを担当し、幹人先生にも、尺八で花を添えていただきました。

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「RYO-乱」 

私はこの曲で初めて十七絃で演奏することになり、グループでの合わせ練習が始まったころ、私は、「みんなの足を引っ張らないようにしないと。」と思い、慎重に演奏しました。 グループ演奏では、ソロとは違って他のパートとタイミングを合わせなければならなくて、とても難しかったし、一瞬でも気を抜けないなと改めて実感しました。

 そして迎えた本番では、少しミスをしてしまったけど、それを払拭するような他のメンバーの演奏に助けられました。演奏が終わった時にはたくさんの拍手をいただき、すごくうれしかったです。

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向日葵会「ゆかた会」でソロを弾く宇野奈那子さん   

 そして、厳しくも粘り強く教えてくださった小島先生、遠くで見守ってくださった祐子先生、練習を支えてくださった皆様に、本当に感謝しています。  これからも練習を頑張って、聴いてくださる人に感動を与えられるような演奏ができるようにしたいです。

 

はじめての「ゆかた会」     杉山祥子

 仕事上、たまたま依頼されて訪問した先で、偶然聞いたお箏の音色の美しさに衝撃を受けたことが、お箏のお稽古を始めるきっかけとなりました。そして今、ご縁あって小島君代先生にご指導をいただいています。お稽古を始めてまだ月日は浅いのですが、今は演奏会への参加を誘っていただけることがとても嬉しく、それを励みにお稽古をしています。

 今回、伝統ある「ゆかた会」に初めて出演させていただきました!「この曲をやりますよ。」といただいた楽譜は、何と「春の海」!お箏を始めた時から、「いつかは取り組めるようになるのかなあ?」と思っていた憧れの曲です。はりきって練習を始めましたが、曲を最後まで通せるようになるまでに、とてもとても時間がかかりました。たくさん練習をしましたが、結局ゆかた会前日まで「よし、できた!」と思えることなく、当日を迎えることとなってしまいました。

 9月5日、ゆかた会当日。1曲目が「春の海」でした。周りで演奏されている方々に支えていただきながら弾きました。演奏が終わったときには、ほっとしたのと同時に、「これで終わらず、もっとできるようになるまでやろう!」と心の中で決意しました。

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「春の海」合奏 

 自分が出演する「春の海」と「星降る宵に」の2曲が終わった後は、観客席から他の方々の演奏を聴かせていただきました。「いざない」は箏、尺八と洋楽器(フルート、チェロ)の共演でした。それぞれの楽器やパートの音色の美しさが一体となって響きあう素晴らしい演奏でしたが、曲の途中で幹人先生の尺八の独奏が始まると、観客席の雰囲気が一変し、観客の皆さんが静まり返って聴き入る場面もありました。また「五段砧」は小島先生と娘さんの親子共演でした。岐阜と茨城、遠く離れて住んでいらっしゃるとは思えない息の合った素晴らしい演奏でした。「いざない」「五段砧」遠い目標ですが、また憧れの曲が増えました。

 ゆかた会終了後の反省会では、出演された皆さんが、いかに熱い思いをもって本日の演奏に臨まれたかを次々とお話になり、大変勉強になりました。特に小島勇山先生が「演奏会が終わりほっと一息つきたいところかもしれませんが、こういう時こそ気を緩めず、次の目標をもって取り組んでください。」とおっしゃったことが心に残りました。  今回のゆかた会は小島先生の開軒40周年ということもあり、それをお祝いし、日頃ご指導をいただいていることへの感謝の気持ちも込めて、生徒からのちょっとしたサプライズも用意させていただきました。小島先生もとても喜んで下さいました。また50周年のゆかた会でも、小島先生はじめ皆さんと一緒に演奏できるよう、頑張っていきたいと思っています。(小島君代門下)  

 

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