【341号】うたまくら 歓びの日々に感謝 - 正絃社

【341号】うたまくら 歓びの日々に感謝

歓びの日々に感謝       野 村 祐 子

・3年ぶりの新年会
 正絃社幹部会による恒例の新年会は令和3年よりコロナ禍のために中止し、この2年はDVD「ビデオで新年会」を幹部会員の皆様へお配りして会員の繋がりを持ってきましたが、幹部会本部では本年の新年会開催を決断し、1月8日(日)、ホテルオークラ(銀行協会)にてようやく対面での新年会(免状授与式・幹部会総会・懇親会)の開催に至りました。(詳細は後述の幹部会便りにて)
 亡き父が「皆で集まるだけで楽しい」と折々に言っていたことを思い出し、皆さまと顔を合わせる嬉しさは言葉に言い尽くせませんでした。  
 来年の新年会は、開催会場がマリオットホテル(名古屋駅)へ移るとのこと、さらに来年が楽しみです。

・永年開軒表彰・免状授与式
30年以上の開軒実績の教授者への永年開軒表彰、幹部会員の入り口である助教、長年の研鑽による師範、大師範の昇格者の授与式を、多くの拍手とともに滞りなく行うことができました。コロナ禍のなかでもお稽古を続けてこられた会員の皆さんの弛まぬ努力と熱意に、正絃社ひいては箏曲界の未来への希望が「皆さんとともに前進しよう!」と大きく膨らみました。

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永年表彰

 

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昇格の皆さん

・慶事続く野村峰山とともに
 昨年の重要無形文化財保持者(人間国宝)認定以来、多くの賞を戴く光栄に恵まれ、今年は「名古屋市芸術特別栄誉賞」を受賞。私たち家族も喜びに浸っております。
 父が切り拓いてくれたこの道を、家族皆で助け合って歩んできましたが、このような今日があるのも、何より私たちを励まし支えてくださった多くの皆さまのおかげです。
 本当にありがとうございました。
 皆さまのご支援ご厚意にお応えし、邦楽界の発展に尽くすべきいっそうの責務に、微力ながら邁進してまいります。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

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