【314号】うたまくら 各地の活躍 - 正絃社

【314号】うたまくら 各地の活躍

各地の活躍

「岡山正絃社 創立20周年記念演奏会」

倉敷琴友会(初代渡谷琴恵)より70年、岡山正絃社を名乗り20年。師弟ともに手を携えてこられた渡谷元子社中は、6月12日、倉敷市芸文館ホールにて記念演奏会を開催。

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・右から渡谷元子さん、山登松和先生、家元

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・出演者全員集合

jimaku・字幕付きの舞台


ゲストには山田流演奏家・山登派七代家元山登松和、野村峰山、野村祐子各師、正絃社合奏団有志はじめ、地元の都山流尺八楽会岡山県支部有志、倉敷児童合唱団、岡山県立大学箏曲部、ノートルダム清心学園箏曲部の皆さまを迎えて「七福神宝船」をオープニングに、ちびっこたちの「絵日傘・夕焼け小焼け」「幻想曲千鳥」「きさらぎ」「葡萄の樹のかげ」「御茶紀行」「さらし幻想曲」フィナーレの「華舞歳々」まで全8曲。歌詞は舞台に字幕で表示し、大好評の演奏会となりました。(詳細は次号でお知らせします) 

 

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「箏アンサンブルこでまりコンサート」
 
長らくお休みしていました箏アンサンブル「こでまり」(井改真美、石原未祐己、岩瀬直子、竹内智子、野村静、樋口幸美、古居泉)では、野村幹人さんを尺八ゲストに5月23日メニコンANNEX HITOMIホールにてコンサートを開催。日ごろの練習の成果の発表とともに、今後の勉強のステップアップを誓い合いました。

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・炎の舞を演奏するこでまりの皆さん

 

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「徳島三曲協会定期演奏会に出演して」 桑原登志子

春の足音を間近に感じる三月十三日、「徳島三曲協会定期演奏会」に、家元祐子先生、倫子先生、峰山先生が特別出演されました。演奏曲は「春景八章」と「流星」、どちらも野村正峰先生の名作です。
また、私の所属する室志津代社中の出演曲「白秋に寄せて」にもご出演して頂き、先生方と社中との初共演が実現しました。徳島出身で現在は水戸市で活躍の高津戸恵美子さんも、里帰り出演でお手伝いくださって、心強い舞台になりました。
家元ファミリーの出演が決定したのは二年前。振り返ってみますと、名古屋までお出かけしなくても、地元で、それも舞台間近で先生方の演奏が聴けると、ただただ大喜びしたものです。 
その後、社中の演奏曲やパート割り振りが決定した時点でも、先生方と共演する安心感からか、練習ものんびりムード。ところが、いざ合奏練習が始まると、なかなか思い通りの演奏につながらず、少しずつ不安な気持ちが湧き上がってきました。
そんなころ、家元をお招きしてのレッスンがあり、半日という短い練習時間でしたが、全てのパートに大変わかりやすい、丁寧なご指導をいただくことができ、演奏会までの具体的な努力目標が明確になってきました。このレッスンを契機として、真剣に合奏練習に取り組むことができるようになり、本番に向けての社中の団結意識も、徐々に深まっていったような気がします。
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室社中の皆さま

そして迎えた本番当日、祐子先生と倫子先生は、ブルーを基調とした、さわやかに桜舞う着物で、さすが、落ち着いた佇まい。峰山先生も凛々しい紋付はかま姿。社中の皆様も各々、素敵に着飾って登場。箏の準備、調絃にも余念なく、良い演奏を念じて、いつもにも増して慎重になりました。
出番が近づき、いよいよ舞台にあがり、緊張感が最高になった瞬間、いざ幕開け。尺八の澄んだ音色から「白秋に寄せて」が始まります。
「さあ、心を落ち着かせて。」
と、自分に言い聞かせて、この本番独特の空気の中、演奏に集中していきます。三楽章あるなか、一楽章では途中に三絃独奏の早弾きのフレーズ。二楽章の冒頭は、趣ある箏独奏。祐子先生の独奏にうっとり耳を傾けつつ、盛り上がる終盤に向け、皆の心はひとつに固まって力が込もった音色。終楽章まで出演者全員が精一杯、弾き切った達成感の中、お客様から受けた拍手は、いつも以上に温かく大きく響いていたと感じたのは、私だけではないと思います。家元をはじめ諸先生方、貴重な体験をありがとうございました。
社中曲の演奏後は念願の特別演奏鑑賞。
「春景八章」では、曲想の変化につれて観客席は息の漏れる音さえないほど静まり、皆、舞台の三絃の掛け合い演奏に、吸い込まれるように耳を傾けていました。
箏と十七絃、尺八三重奏の「流星」では、箏から醸し出される壮大なメロディに魅了されました。自由自在に操られる緩急のリズムと澄み渡る音色に堪能した観客席からは、大きな拍手が湧き上りました。
素敵な演奏とともに、あらためて正絃社の曲の素晴らしさを感じずにはいられない、胸の膨らむひと時となりました。
祐子先生、倫子先生、峰山先生! 
合奏の魅力に目覚めた私たちは、「楽しく演奏する」を基本に、室先生のもと、一生懸命、お稽古に励みます。
今後とも、ご指導宜しくお願いします。

(徳島市・室志津代門下・准師範)

                                

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「ワークショップ&コンサート イン ハワイ」 藤谷美里

 バラの見頃も過ぎ紫陽花がうっすらと色づき始めた5月26日、正絃社ハワイツアー一行は中部国際空港に集合。メンバーは、昨年10月にも参加された、家元祐子先生はじめ野崎緑先生と社中の梶原智代美さん、前田裕子さん、佐野亜子さん、今回初参加の野村幹人・未如・俊策・凌平ファミリー、鈴川悦代先生、野中みどり先生、伊藤みゆき・俊広夫妻、藤谷美里の14名。
中部国際空港は、早朝より伊勢志摩サミット
に参加の各国首脳の専用機が着陸。厳戒態勢で検問の情報に、時間の余裕を持ちながらもドキドキ。
時差のため、26日午前10時35分、ホノルル到着。入国審査の指紋認証と顔写真撮影に時間がかかり、ホテルへの送迎車に乗ったのは12時過ぎ。空港を出発すると、すぐにスコールに一同ビックリ。でも運転手さんは、『ワイキキに着く頃には晴れるよ』と陽気です。

banyanバニヤンホテルにて


昼食はビーチマリオットのオープンテラスでイタリアン料理にホッと一息。腹ごしらえのあとは、さっそく、アラモアナショッピングセンターへ。家元ファミリーは俊くん、凌くんが楽しみにしていたレゴショップへ。私たちはウォルマートにも足を延ばし早くもお土産を購入。
宿泊ホテルはコンドミニアムでベッドルームのほかに広いキッチンがあり、ゆったりとくつろげますが、レストランがないので朝食はコンビニで各自調達。

room部屋にてくつろぐメンバー


この日の夕食は、有名な日本食レストラン《紅花オブ東京》。14名でテーブルを囲むと、2人のシェフがスプーンやフォークを使ったリズミカルなパフォーマンスを披露、拍手喝采です。
円形のオニオンを積み上げて火をつけた《富士山》に歓声。たっぷりの野菜と共にエビやハワイのマグロ、熟成肉のステーキに舌鼓を打ちました。

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紅花レストランシェフ

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パフォーマンスに大満足の一行

二日目、「日蓮宗妙法寺」にてリハーサル。
移動には、レンタカー2台(ワゴン車)を用意し、国際免許を取得した幹人さんと伊藤俊広さんが、左ハンドルで右車線を慎重に走行。

driver 運転に活躍の伊藤俊広さん

先にハワイ入りされていた長唄の杵屋勝千華先生、ハワイ在住で今回の準備に尽力くださった皆さん、東京杵屋会の皆様、お囃子、日本舞踊の皆さんにご挨拶。箏9面、十七絃、立奏台などを集めるのは大変だったと思いますので、有難く使わせていただきました。 
妙法寺ホールではコンサートの本番通りに練習。さらに、翌日のクアキニホスピタルでの演奏曲「兎と亀」のリハーサル~長唄2名、兎と亀に分かれて唄が入り、三絃は兎2丁(長唄三味線)、亀3丁(地歌三絃)の編成。兎が眠ってしまう場面で、唄のかたもウトウトした方が楽しいのではないかと、いろいろ試しているうちに全員ノリノリになり急遽、妙法寺でもサプライズ演奏を決定。
リハーサル終了後は皆さんと、ピザで交流昼食会。昨年、十七絃に挑戦のアサくん・サカエちゃん兄妹と交流の嬉しいひと時でした。

asa sakae 黒人兄妹のアサくん・サカエちゃん

 
5日28日、妙法寺ホールでのワークショップ&コンサート。コンサートに先駆けワークショップを開催して、三味線、箏、尺八それぞれ「さくらさくら」を体験指導。日本総領事の三澤様が和服でご来場され、三味線の体験に参加され
ました。

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三味線で「さくら」に挑戦の三澤総領事

その間、時折雨の降る中でしたが、お客様も
次々と入られ、11時、勝千華先生と司会の方々が日本語と英語を交えた説明でコンサート開演。
オープニングは賑やかに、長唄、三味線、箏、十七絃、尺八、お囃子の「長唄越後獅子」。
2番目「さくらさくら」は俊策くん(7才)、家元祐子先生の箏、凌平くん(5才)の太鼓、菅原和鼓ちゃん(9才)の日本舞踊。会場も微笑みいっぱい。なんとも可愛いらしい舞台でした。 
前日のリハーサルで望月佐登喜美先生(和鼓ちゃんのお母さま)から特訓を受けた凌平くんは、物おじせず元気なバチさばき。
3番目「月に寄せる日本のうた」には、ハワイのあやこさん、光子さんが演奏に参加、野村未如さんは今回が箏の初舞台。炭坑節には振り良く踊るお客様もあり、会場も手拍子で盛り上がりました。 
続くプログラムは、長唄とお囃子、和鼓ちゃんの舞踊で「手習子」、箏曲チームで「愛と祈りの調べ」、ハワイ大学日本舞踊教師・尾上菊延一先生の舞踊で長唄、お囃子の「外記猿」。  
そしてアンコールの「兎と亀」は、うちわに描いた兎の絵をかざした勝千華先生が、
『I am  rabit』
同じく亀の絵を手に勝眞規先生が、
『I am  turtle』
長唄三味線の勝くに緒先生と祐子先生の三絃で、始まり始まり。歌詞の間に英訳も入り、いよいよ後半、兎がグーグー寝始めると会場から笑いが起き、ジャン!「これは寝すぎたしくじった」と、笑いも最高潮に達し、今度は亀が、
「さっきの自慢はどうしたの? 油断は禁物兎さん」
と、うちわを振り上げると大拍手! 佐登喜美先生の太鼓も加わり、「兎と亀」は楽しい舞台。終演後は再び体験コーナーで、私たちも鼓に触れたり、有意義な一日でした。

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妙法寺ホールで全員集合

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楽しい太鼓の体験

楽器を片付け、和食のお弁当で昼食、その後、翌日の会場クワキニホスピタルへ楽器を搬入。
5月29日、クワキニホスピタルコンサート。
司会(通訳)は勝千華先生の友人けい子さん。
楽器の準備中にも、車椅子やベッドで寝たままの方、杖をついた方など、ゆっくりとホールに入ってこられます。
お客様は、病院に入院中のかたが多く、ハワイで生まれて80年の日系人の方や、着物が懐かしいと微笑んで下さる方、手を握ったまま涙を浮かべて何度も握り返してくださる方など、年月を越えた感動が一瞬にして伝わり、こちらも涙ぐんでしまいました。

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・車椅子の観客に「夢はマーチにのって」

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・クワキニ病院でのちびっこ舞台「さくら」

最後の「兎と亀」では、演奏の準備を待つ間に司会の音頭で「もしもしかめよ」を合唱。演奏後は、『また来てくださいね』の声に、音楽でグッドコミュニケーションができたのではないかとうれしく思いました。

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コンサート後、カメハメハ大王像の前にて

ハワイ最後の夜は、「ステーキハウス・ウルフギャング」。打ち上げの乾杯、エビや特大のTボーンステーキを堪能。
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 前回に続き杵屋勝千華先生の企画とご準備、祐子先生はじめハワイ在住の皆様のおかげで楽器が整い、楽しく得ることの多い旅行ができ、深く感謝申し上げます。

(名古屋市・直門・大師範)

 

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「研修を続けることの大切さ」 小林恵利子

2015年は、「あさが来た」のNHK連続テレビ小説で、にわかに三絃ブームが到来?
私個人の三絃ブームは、同年の秋の研修会でした。それまでは三絃には、あまり身が入らず、つい大好きな十七絃やお箏の練習が主力。楽器自体に不慣れでもあり、何より、
「この曲を弾いてみたい」
という曲に出会わなかったことが、一番の理由でした。
そんなわたしの気持ちが一気に上昇したのが、昨年、秋の研修会での祐子先生と哲子先生の三絃合奏「春景八章」の演奏。
最初のインパクトは、お二方の圧倒的な美しい演奏姿。祐子先生の女性らしい、しっとりとした佇まい。まるで髪の毛を優しくなでるように、柔らかく絃に触れる手つきに釘付けでした。そして哲子先生の堂々としたお姿。迷いのない確実な手さばきに惚れ惚れ。そんなお二方の演奏の優美さ、華やかさと素敵な曲に、驚き、心が躍る思い。
「この曲を弾いてみたい」
「自分もこのような演奏がしたい」
この思いこそが、それからの
「三絃を練習したい!」
というわたしのモチベーション!
以来、毎日のように「春景八章」を聴き込んでメロディーを覚えましたが、いざ弾こうとしても、何といっても初心者、弾けるわけがありません。目指すゴールは、あの日の演奏とはいえ、高い目標には届かない日々…。
そんな折に届いたのが、この春の研修会「三絃基礎講習」のお知らせ。
「三絃を頑張りたいと思っているタイミングに、何て有難い機会が巡ってきたのだろう!」
同じ教室のお弟子さんと、
「先生方は、我々のような初心者にも目をかけてくださって、本当に有難いですね」
と話しながら、春が来るのを待ちました。
講習会当日、午前中の「三絃基礎講習」は哲子先生、午後の「楽理講習」は祐子先生のご指導。今回は当日、三絃のテキストが配布されたので、いつもの講習会とは、違った緊張感。哲子先生の説明をメモし、撥を握り、メモ、撥…の繰り返し。
今、改めて見返してみると、細やかな説明が多く、テキストには書き表せない内容です。先生の説明は貴重なものですが、普段の地道な積み重ねがあってこそ、講習会も充実すると感じました。
祐子先生の楽理講習では、三味線音楽と、箏の調子の説明。わたしは前日の個人レッスンでも感じましたが、祐子先生の解説には、なるほどと思う説得力があります。
「この奏法には、こういう意図がある」
といった、《楽譜だけでは読み取れない何か》を知りました。
また、初めての個人レッスンで経験しましたが、祐子先生は、自分のすぐ目の前でお箏を弾いてくださるのですね。大変緊張もしましたが、夢のような時間でした。

rurinokai右端・小林恵利子さん


講習会、研修会、合宿に参加すると、習い始めの頃は反省点ばかりでしたが、最近は楽しみを見つけることが多いです。合奏の美しいハーモニー、弾いてみたいパート、曲への憧れ、新しい発見が楽しみになりました。今回見つけたのは、楽理講習のテキストの最後の一文、
「自分の演奏を支えてくれる周りの方々の協力に感謝しよう」。
祐子先生が笑顔で仰っていると思うと、心が改まり、精進の励みになります。これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
(仙台市・小林幸子門下)

 

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「合同部会に参加して」 川原田 文

 5月14・15日、本部での合同部会に参加させて頂きました。
お家元の祐子先生直々のご指導の嬉しさと、ちゃんと弾けるかなと不安な気持ちを抱えて、正絃社会館へ。受付で幹部会の皆さまが温かく迎えて下さり、気持ちが和らぎました。
 研修曲は「きらめく湖から」、「愛と祈りの調べ」。2曲とも、とても綺麗な曲で、第一箏の希望者が多く、第二箏・十七絃が余っていました。  
「誰か、二箏・十七絃を弾く方いませんか?」 という呼びかけに、「私、します」と、声が。
私は第一箏を弾くこともままならず、練習不足の反省と同時に、全パートを当たり前に弾きこなされる皆さま方を、かっこ良いと思いました。
祐子先生がいらっしゃると緊張感が漂いましたが、穏やかな笑顔でお話され、一気に和やかな雰囲気に。
「きらめく湖から」では、②まで琵琶湖の朝の雰囲気、③からは竹生島の神社奉納のイメージとの説明。曲想を知るのと知らないのとで、弾き方も変わり、解説をしっかり読むことは大切と思いました。
「愛と祈りの調べ」では強弱、三連符の弾き方、全パートが揃うところをしっかり合わせるように、などの注意。
⑫では祐子先生が、
「どのように合奏しましょうか」と問いかけられ、皆さんから、
「小さく入ってクレッシェンドしましょう」
「2、3行目はf→pで弾きましょう」
「最後の2行はクレッシェンドしてfにしましょう」
と、次々と提案が出ました。
そのとおりに合奏すると、自然に拍手が起こるほど素晴らしい合奏に! 祐子先生は、
「弾くだけで満足しないで、人を感動させることのできる演奏をしてください。」と。
自分たちが、どのような強弱、緩急などをつけるか、考えたり話し合うことが大切だと学びました。
楽理講習では、秀子先生の「教養のための箏の常識と楽理のお話」の本をもとに、初心者向けに祐子先生が書かれた新刊「わかりやすい邦楽の基礎」(問題と解答付き)という、新しいテキストを使用。
今回の楽理講習では、合わせ爪やアルペジオ等の箏の奏法を、祐子先生が実演で細かく説明。音階と三絃の講義では駒を実際に比べてみて、生演奏を聴きました。
反省点、学んだこと、刺激を受けたことを演奏に活かせるように、お稽古に取り組みたいと思います。十七絃の音色がとても心地良く、弾かれる姿もかっこ良く、現在「北の古都」の十七絃に挑戦しています。合奏の楽しさと貴重な経験が濃密な2日間でした。
丁寧なご指導をしてくださいました祐子先生、ご準備くださいました幹部会役員の方々、名古屋の皆さま、本当にお世話になりまして、ありがとうございました。
(福岡県糟屋郡・船附民子門下・助教)

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