うたまくら - 正絃社

【331号】コロナ生活のなかで

コロナ生活のなかで  野村祐子

 コロナウィルス感染拡大対策による自粛に耐える生活が日常になり、新しい生活様式が始まりました。新しい生活様式とは・・・、皆さまの生活は、どのように変わったのでしょうか?

 

・リモート生活
リモート授業やお稽古、オンライン会議や飲み会、ビデオのユーチューブ配信など、この数カ月の間に、否が応でもこうした方法を使わなくてはならない状況に置かれ、慣れてきました。
リモートでのお稽古や、ビデオによる演奏、ユーチューブ配信など、直接、相手に接しなくても演奏を届ける方法は、人間文明の発達の素晴らしい成果ですが、やはり、生身の人間を目の前にしたお稽古は、ほっとしますね。

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感染対策の合奏

 遠隔地に出かけることなく、自宅からパソコン、スマホを使って相手と接することは、過去の時代の人々からは想像できない生活でしょう。反対に、今、私たちの現在の生活を、未来の人々が振り返って見るときには、どのように映るのでしょうか?

 

・舞台の感動
観客とともに感動を分かち合う音楽、演劇、舞踊などの舞台芸術では、会場でのクラスター発生が報道されると、観に行きたくても怖くて行けない、出演したくてもできない現状で、年内のほとんどの公演が中止や延期になりました。
九月に入り、ようやく、観客動員数が緩和されて開催への道が開かれてきましたが、リスクを伴う舞台活動に、まだ二の足を踏むかたも少なくないようです。
また、客席数を減らし、採算が合わなくても、芸術文化の灯を消してはならないと、舞台再開に踏み切った公演もあります。
私の周りでも、公演や講習会など、少しずつ、開催の方向に向いてきました。もちろん、開催にあたっては、出演者はもとより観客にも体温測定、消毒などの対策に協力し、感染者を出さないよう注意するのはお互いのマナーとして、舞台の感動を分かち合いたいと思います。
演奏者と観客が音楽を共有するひととき、そこで生まれる感動のために、私たちは全力を尽くして研鑽に努めなくてはならないと、あらためて心に深く刻んでおります。

 

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